みなさんこんにちは。第28期日本インド学生会議です。
第28期日本インド学生会議の本会議テーマが決定いたしましたので、お知らせいたします。
第28期日本インド学生会議 本会議テーマは「日印で考えるまちづくり」に決定いたしました。このテーマを、日印の両国から集まる約20名の学生が議論とフィールドワークを重ね、学びを深めてまいります。
本会議テーマに関する学びを深めるべく、3つの分科会(内容の変更の可能性あり)が設定されております。
〈分科会①〉外国人が住みやすい街
日本では、インド人を含む外国籍の方々が移住してきている。リトルインディアと呼ばれている東京都江戸川区を例にあげると、インド国籍の方が6,256人で、都内の自治体で最も多くの方が暮らしている。自治体の国際化が進むにつれて、いくつかの課題が挙げられる。
・宗教文化による、食の障壁
・行政事務手続きにおける、言語の壁
・日印の交流機会の少なさ
これらの視点から、グループ1では、外国人が住みやすい街にするためには、どの様に改善・活動をしていくべきかを議論する。
分科会②〈都市への人口流出問題〉
日本では、地方での人口減少、並びに都市での人口集中が課題となっている。この点は、インドにおいても同様であり、日印の双方で当該課題に取り組むべきだと考える。我々は人口が集中する都市側と流出する地方側の両方から、都市への人口流出問題を考察し、議論する。
・日印両国での人口流出の原因を探る
・ITを利用した、地方在住者への支援
・教育格差の現状(地方での学習機会の少なさ)
・農村部での人手不足問題
・人口流出を防ぐべく実施された対策実績
このように、インドと日本の両国で考えられる人口課題について、議論する。
分科会③〈災害に強いまちづくり〉
日印で対照的な点として、防災が挙げられる。日本は災害が起きる前に被害を未然に防ぐために、防災に注力している。その反面、インドでは自然災害が多く発生しているにも関わらず、対策に依然として課題が残っている。日本では、下記にあげたような、災害時の対策や課題が現状としてある。
・物理的な防災(防波堤・堤防など)
・人ベースの防災(津波てんでんこ・ハザードマップなど)
・災害時の治安悪化(性被害・空き巣被害の増加。
この様な日本において防災観光や過去に起きた災害を例に、インドの防災には何が必要かを考察し、議論する。また、実際に防災を通したまちづくりを実践している場所で、防災観光を通して、日印の防災について議論する。
現在、毎週開催されている定例会にて本会議開催に向けた事業準備を行なっております。
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今後とも日本インド学生会議をよろしくお願いいたします。
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