今回の勉強会テーマは、「食のLCA」です！
以下は、発表者の涼太さんのお言葉です！
LCAとはLife Cycle Assessmentの略称であり、ある製品・サービスのライフサイクル全体（資源採取―原料生産―製品生産―流通・消費―廃棄・リサイクル）における環境負荷を定量的に評価する手法のことです。
紹介した研究では、代表的な献立を様々なことを考慮した上で作成し、それぞれのLCA的環境負荷が推計されています。
研究結果としては、スーパーの惣菜などの中食を利用したものや和食中華等が比較的ライフサイクル全体におけるCO₂排出量が少なくなりました。
これは、献立における調理方法が洋食に比べて単純であることが関係していることが考えられます。
また、中食の利用は環境負荷を減らす傾向があったので、栄養面等を考えても献立の中に中食を組み込むことが人間にも地球にも良い影響がもたらされるかもしれません。
今回は環境影響評価を行うにあたってのLCAについて紹介したが、環境を考える際の一手法として知ってもらいたいです。
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